お暇をちょうだいします。

なんか思った事を書いたり消したりするブログ

心を取り戻す話 その2

それからも男は生きていた。

飯と眠りを貪り、ただただ、生きていた。

無味乾燥。

世界に色はついていない。

そこにいるだけ。

食と眠り以外のものを求めないし、誰にも何も求められもしない。

ひたすらにそこに居続けた。

何も無い、ここには何も無い。

自身すらここにはない。

こんなに何も無い。でも、それは重い。

ひたすらに重い。

重すぎる。誰にも動かせないくらい重い。

重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い

重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い

重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い 重い

これは一体、何なのだろう?

わからない

わからない

わからない

 

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