お暇をちょうだいします。

なんか思った事を書いたり消したりするブログ

願い事

もう、世の中は永遠にこんなもんだろうと見限りをつけるには僕はまだ若い気がしたのでもう少し待ってみようと思った。

三時間目は僕が片時も憎んでやまない英語だ
もう始まったときから僕のテンションはグラフに書くまでも無いぐらいだった。
元々Y軸の半分くらいからグラフは始まっていくのだが、X軸が午後一時をさしたとたんにライブ○アの株価もビックリするくらいの勢いでY軸は0に達していた。
そんな中始まった英語の授業に僕が耐えられるかと言うと、当たり前だが耐えられるわけも無く僕は出席を確認されると眠りに落ちた。いや、落ちようとして突っ伏した所に

「エクスキューズミー」

僕が顔を上げると英語のバ○アの顔があった。
と言うか接近される前に逃げた。

どうやら、眠りに落ちて90分やり過ごす作戦すら阻まれるらしい。他の人に迷惑かけていないんだから眠りに落ちることくらい認めてくれても良いんじゃないのか?

とかなんとか思いつつ壁を見つめる。普通なら窓の外を見つめるものだが僕の席は廊下側の席なので窓の外を見つめると他の生徒を見つめることになってしまう。それはあらぬ噂を立てられる元なのでメンドクサイ事になる前に逆の壁を見ることにした。まあ、それはそれであらぬ噂を立てられそうなものだが…

いくら見渡しても一面の白い壁。ところどころに汚れや良く見ないとわからない落書きがある。(そういえば、落書きと言えば生協がある学生ナントカ館には柱にでかでかとマジックで機動戦士ガンダムSEED10月5日土曜日夜6時からみたいな宣伝が書いてあった。熱心にガンダムを広めようとした夢の跡だろう。大丈夫、貴方が頑張らなくてもSEEDは有名になった。それこそ、世間から叩かれる続編まで作って)しかしどんだけ見ても壁は壁なので変化は無く見るのも飽きてくる。まあ当たり前だ。外の景色ならカラスが編隊をなして飛んでいったり、UFOかと思えば風に舞うビニール袋などが飛んでいたりして変化があるのだが、壁は無い。当然僕は飽きて仕方なくアルファベットとか言う、普通なら日本人にとってなじみは無いはずの文字の集まりを眺めることにする。

全くおもしろみのない毎日だ。特に英語の時間は……

なんて考えていると和訳の番が回ってきたので適当に答える。まあ簡単だったので正解する
そして、再び退屈な時間と向き合う。

あまりにも変わらない毎日がどうにかならないかと、少し早いが退屈な授業の時間中に七夕用に願い事を三つ書いてみた。

・世界が平和になりますように

なんとなくそう思って書いた。

まあ…これに越したことは無いだろう。世界をマクロに捉えての願い事である。

・英語の時間が早く終わりますように

上の願いに比べるとなんとミクロなことだろう。ミクロすぎるよ僕。しかもなんてちんけな願い事なんだ。どうせなら英語が消えますようにとかにすれば良いのに…何故に早く時間が過ぎてくれますようになんだ?さりげなく律儀さを感じながら最後に書いた願い事は


・一週間だけ非日常なことがおこりますように

非日常なんて毎日起きられても困る。一週間くらいが調度良いのだ。いや、一週間だって長いかもしれない。でもまあ…少しは退屈しないだろう。


そんなこと考えても英語はまだまだ続いてしまった……