果てしなき戦い
ETと戦った。、ETと言っても宇宙人ではないEnglishTeacherだ。スペルはあってる自信が無い。専務と同レベだな……でもAPPLEは書ける。
授業中僕は、教科書の余白にストライクガンダムI.W.S.P.の絵を描いて遊んでいた。
バルカンから弾を出している絵を描写して描いていたのだ。
バババッと言う効果音を描いているとき奴は言ったのだ。
「はい、次はエイト君」
さて本日の戦いだが、英文を読んで訳せというものだった
他の皆さんは一行の半分にも満たない文章で簡単であったのだが、何故か僕が指された場所は一行半びっしり書いてあった。
なんだろうこの差は
とりあえず、読む。
適当に読む。読む文には何の問題も無い。流して読む。やる気が無いのは明らかだ。
そして、
「じゃあ意味は?」と聞かれたので
間髪いれずに
「わかりません」
と返答。
ET苦笑い。
いやわからないものは分からないのだから使用が無いだろう。
うん、仕様がない。
まあたまにわかったりしているのに面倒くさいからわからないふりをして逃げようとかもしているが、本日は本当にわからなかった。
僕が英語を出来ないのをETは成績で知っているはずなのでさっさと飛ばせばいいものを何故か「じゃあspendの意味は?」等と言って食いついてくる。
「費やす」
と答えると
「はいっ?」
とET返してきた
俺が知っている限りspendは費やすであっているはずだ。聞き返される覚えは無い。
「エイト君、spendは何ですか?」
今言ったじゃねーかよ!!ちゃんと聞いてろこのクソババア!!
内心で怒りの炎を燃やす僕。
もうウザかったので
「あーもーわかりません」
と返答。もう投げやり感は誰が見ても一目瞭然だっただろう。
しかし、ETは食い下がってくる。
「何ですか?」
待て、お前マジ耳ヤバイだろ!!耳鼻科行け耳鼻科
待てよ、わかりませんは聞こえないことにして、答えるまでやらせるつもりなのか?
だとしたらとんだ策略家だ。侮れねーぜ。
だったら解放されるには答えをあの耳にも聞こえるように叫んでやら無くてはならない。
「だから、費やすです!!」←半ギレ気味
「はい、そうですね費やすですね」
勝った。ついに勝った。これでETから解放だ!!ヤフー
解放を喜ぶ僕。自分の番は終わったので教科書を閉じて休戦状態に移行しようとしていると
「ではifはどういう意味ですか」
なにーーーーーー!?
まだ終わってねーのかよ!!
そうなのだ僕は初め文章の和訳時に「わかりません」と言ってしまっていたのでなんだか文節ごとに区切られて訳させられるさだめになってしまっていたのだ。
と言う訳でまた同じようなやりとりを経て時は過ぎていったのだった。
あーーーー英語なんて大嫌いだ!!