死闘履修登録
朝10時半、今日は講義もないので眠りこけていたところに一通のメールが届く
From:佐文字
Subject:無題
もう履修登録地下まで並んでいるよ
--END--
何だと?
10時の時点で地下まで行ってるだと?
混むとは聞いていたがそこまでか!
というか履修登録は2階でやってるんだよな……
マジですか……
と言う訳でのそのそ起きてご飯を食べて午後三時くらいからでいいやとか思っていた履修登録をしに大学へ向かうのだった
大学に着くとマジで長蛇の列が出来ていた
階段をズラーーーーーッと人がゴミのように並んでいた
もうみんな疲れきったらしく座り込んで死んでいる
そんな大げさななんて思って階段を下って最後尾へ
あれ階段どこまで続くの?地下ってどこまでよ?
なんて思いながら階段を下る
学務科の地下なんて今まで行った事なかったからよくわからないが地下一階に降りきってもまだ列は奥へと続いていた
最後尾は今まで踏み入れたことない領域であった
何する場所なのかさえわからない場所である。
とりあえず話を聞いていると三時間待ちは普通らしいので大人しく待つ。
すぐさま友達が来たので最近の話をしたりして暇を潰す
途中で話題もなくなったので
マジ、この列の量バカじゃね?などと愚痴をこぼしながら、お互いに持参していた文庫を読みふけることにした
- 作者: 稲盛和夫
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2000/11/07
- メディア: 文庫
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ちなみに読んでいた本は以前教授が面白いから興味を持ったら読んでみなさいと言っていた本である。ボクだってたまには真面目な本を読むんだぞ。
いや実際はじめてこういうの読んだけど……
列のほうは五分に1回、7人分くらい進む速度でノロノロと進行して行く大学生の群れ
階段を上りきって地上に戻ってきた頃には1時間半が過ぎていた
地上では履修を終えた生徒が「ここからまだ二時間くらいかかるっすよ」ととなりの人に話しかけてた
軽く絶望した
ちなみに並ぶ前は座り込んでいる奴を見て大げさななんて思っていたが
ボクももう座り込んでいた
ていうかこんだけ並べばみんな座るわ
兄ちゃんも姉ちゃんもみんな座ってたよ
兄ちゃんはともかく姉ちゃんはミニスカだったりしてギリギリの奴が多かったよ
そこから本当に二時間くらいかかった
二階に上がってから部屋が三つあってやっと終わると思ったら実は待合室だったりして一部屋抜けるのに30分くらいかかっていた
本気で絶望したね
ちなみに待合室は学生の気を紛らわそうとしているのか意味不明な曲を流していた。聞いた事ないクラシックや謎のヒップホップ系やらなんやらメチャクチャであった
それから1時間後くらいにやっとパソコンの前にたどり着く
そこでまたもや絶望
なんと1000人以上並んでいると思われる履修希望者を8台のパソコンで登録していた
少ねーよ。明らかに少ねーよ
無理矢理言うと
経済や経営は効率が大事とか言っている大学ってレベルじゃねぇぞ!
効率悪すぎ
しかもパソコンを扱っているオッサンは人差し指一本で丁寧にキーボードを叩いておられた
結局
全てを終えるのに3時間40分かかっていた
明らかに大学側のシステムの不備が見受けられた履修登録だった
来年からはネットで登録とか言っていたがどうせ、アクセスが集中していて繋がりませんとか、サーバがダウンするのが関の山だと思った。
まあ頑張ってください学務科