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なんか思った事を書いたり消したりするブログ

強襲、田舎の一軒家

毎年正月の三日目は母方の実家に行くわけですが、今年も例に漏れず行って来ました。
まあ親族が集まって、ひたすら食事をしながらとりとめもない会話をしまくると言う、日本人の正しいお正月のきテンプレートみたいな事をしてきたのですが、その中でいきなり叔父がファイナルファンタジーと言いながらお年玉をくれました。
学生生活最後のお前に最後のお年玉と言う意味でファイナルファンタジーと言ったらしいのですが、正直ファンタジーはいらないだろうと。でもファイナルと言ったらファンタジーと続けずにはいられないようで、その後連られたのか、祖母もファイナルファンタジー(おそらくファイナルの意味くらいしか分かってない)と言いながらお年玉をくれました。日本列島ダーツの旅で出てきそうなくらい田舎な祖母の家で何故か大人気なFFでした。

従兄弟も俺を含めて全員集合したので、21歳くらい離れた従姉妹を久々に見たのですが、よく笑うようになって可愛くなってました。何となく叔父がデレデレになっているのがわかりました。
従兄弟達は全員俺より年下で、弟を中心に年齢が近いので、正直俺は蚊帳の外なのですが、何人かで集まってゲームをしていたので後ろから何となく覗いて見たのですが、その中の一番ちっこいの(小三)から、「お菓子やるから向こうへ行け」と言われました。8歳の小学三年生が22歳の大学四年生に対して、もの凄い扱いです。俺のグレードどんだけ低いのかと疑問に思いながら、「まあ、こんな事で怒っても仕方ないし、所詮は子供の言うことだ」と考え、お菓子を貰ってから去ってやりました。貰えるもんは何でも貰っておけと言う事を行動で示して後進の指導としたわけです。

しかしながら、どうにも俺のグレードが親族の中で低い気がして仕方がなかったので、ガキんちょどもを集めて手懐けることにしました。
作戦はキャラメルをばらまき、ご機嫌を伺うと言うなんだか一として程度が知れているような作戦です。
しかし、結局は人間、何か貰ったらその人に恩を抱く生き物。物をくれる人には優しくなる習性がありはず。
と言う事で作戦実行です。
ガキんちょどもにキャラメルを見せます。まあ正直キャラメルでどこまで釣れるものかとキャラメルを疑ってましたが、予想以上に興味を示してくれました。
なんとなく目も輝いているような気がします。みんなが思っているより実はすげー奴だよキャラメル。
とまあ、ここで俺がコイツ等にキャラメルをやれば、一気に俺のグレードは高くなるなと思っていると、突如、弟が現れ
「あ、それ、不味いキャラメルだー」と一言。
俺の作戦がこの一言で台無しです。ガキんちょどもの中では「キャラメルをくれる実はちょっと良いお兄さん」というランクから、「不味いらしい物を食わせようとしてくれた
結局は胡散臭い馬鹿」と言う今より酷いランクに格下げされたでしょう。

結局、「お前、お菓子やるからいい加減向こう行けよ」と言われ、おとなしくお菓子を貰って退散しました。
最近のガキは恐いね。末恐ろしいよホント。

まあ、そんなこんなでその後も叔母に散々からかわれ、結局5〜6時間騒いでから帰りました。
俺に無害なのは21歳差のまだ物言わぬ従姉妹だけだとよくわかりました。