ゲームプレイ日誌

俺たちに翼はない　読了
ネタバレを極力控えて感想でも。

面白いゲームでした。
シナリオと設定が練り込まれていて、さすが六年かけて作られたものだと感心しました。
それとキャラクターが魅力的すぎて読んでて面白かった。
あんなにいろんなキャラクターを作れる人は素直に尊敬します。自分の作ったキャラなんてまだまだ薄っぺらいですねー。
そして複線の活かし方というか、予想外の方向から飛んでくるパスが、意味のあるものだと分かったときの驚きと気持ちよさは格別です。

「ぶるっきゃおう、ぴらむに」　こんな一見したら意味のない言葉でさえ、意味があるわけで。あれには驚いた。

とりあえず、このゲームをやるにあたっては、公式ＨＰにある以上の情報を仕入れないでやったほうが、絶対面白いです。
というかＨＰも見ない方が良いかも。特にＯＰムービーをニコニコでみるなんて言語道断。俺はそれで失敗しました。
とにかく、前情報なしで挑んだ方が絶対いいと思います。ネタバレされると他のゲーム以上におもしろさが削がれます。

しかし、まあ長いゲームでした。
普通にやってて一ヶ月くらいかかりました。
ちょっと怠く感じる部分もありましたが、おおむね楽しめました。

値段以上のボリュームかと。

とりあえず、俺の中ゲームランキング１０位以内には入る作品でした。
ただ、他でも言われているように、人によっては一章と四章が鬼門な人もいるかもしれません。
そこさえ大丈夫なら、かなりお勧めできるゲームです。