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なんか思った事を書いたり消したりするブログ

eden

eden*

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minoriの新作eden*クリアしました。
クリアというか選択肢一切なしなので、読了というのが正しいですね。
minoriインタラクティブノベルと称しているけど、これが言い得て妙。
ゲーム性が一切無いんでこれで正しいかと。
efの時はいくらか選択肢あったけど、まさか新作は1個も無くすとは。
でも、それだけに制作陣が伝えたいことは分かりやすかったかと。


プレイ時間は10時間くらい。
定価が6090円なので、値段にあっているような、割高のような……。
しかしながら、CGの枚数は10時間のPCゲームにしてはむっちゃ多いので、そう言う点を加味すれば6090円は妥当だと思います。

肝心のシナリオですが、意外性とかそう言うのは一切無く、大体予想通りに、思った通りに物語が展開していきます。
しかしながら、雰囲気が絶妙で、その独特の空気にどんどん流されました。
舞台を作り上げ、それを納得させる作りは見事かと。

まあでも、意外性は全然無いので、これといったカタルシスや盛り上がりはありません。
ただ、絶妙な空気にひたすら流されていきました。
まあ、終盤はベタで予想通りながらも、天門・柳沢組の見事なBGMと相まってじーんと来るシーンがあったりもします。

圧倒的なレベルのビジュアルをふんだんに盛り込み、美しい旋律で物語を奏で、ドラマを作り上げる。
これがminoriの強みだよなと改めて実感させられました。



で、微妙に注目していた中村先生ですが、今まで俺はアイマスの春香しか聞いたこと無かったのですが、今作のラヴィを聞いて、新たな一面を見させてもらいました。
春香と違った感じの声でラヴィを演じていて、「中村先生こういう役も出来るのか、さすが俺たちの中村先生だぜ!!」って感じでしたw

とまあ、こんな幹事でeden*の感想を書いてみましたが、
全体的には、面白かったですよ。手放しで、「面白かったーバンザーイ!!」と言うわけにはいかないですけどね。
いつもの事ですが、万人にはお勧めしませんが、なんか雰囲気の良い物語(PCゲーム)に触れてみたかったら買っても良いかと。
この雰囲気は一級品ですよ。