お暇をちょうだいします。

なんか思った事を書いたり消したりするブログ

ここどこ?

起きたら一面真っ白の世界になってた。
ここどこだ?
まじでそう思うくらいに真っ白だった。

今年何回目かわからないくらいの雪の日の朝。
会社行くの微妙にめんどくせーって感じな外の状況。
しかしながらやや不意打ち気味な雪に、何の準備もしてない俺に通勤手段は原付しか残されてない。
母は母で「いけるいけるこれくらいの雪なら余裕余裕」とか言ってる。自分とは無関係だから言える台詞である。
これが自分の立場なら間違いなくキレていると思う。
まあそんなわけで送ってくれそうにもないので、合羽と長靴(こないだ買った)を着込んで原付で出動である。

とりあえず、このまま降り続けたら帰りに司馬イサザビーどころじゃなくなるなとか考えていた。


まあ幸いにも路面状況は悪くなく、普通の雨の日と大差はない感じだった。
ただ、なぜか俺が外に出た瞬間、雪の大きさが一回り大きくなった。

なんか悔しかったので水樹奈々のprayを口ずさみながら原付に跨った。今は前だけー見ればいいーー!!

進むこと五分、雪は絶好調。
ヘルメットは曇り、前がよく見えない。前だけ見ればいいと歌って己を鼓舞しても、前すら見えない状況である。
さらに身体にも雪が積もってきて、青い合羽はなんだか白くなってる。
もう、なんか白い物体が原付に乗ってる状態だった。

視界が白い。曇ったヘルメットの視界は最悪に狭く、フィーリングで運転してる状態である。
これは危険だ。バイザーを上げて、視界を確保しようと企むも、こんどは雪が目に直撃する。

目がー、目がー

仕方ないので、バイザーを半分だけ下ろしたガッチャマンみたいな状態で行くことにした。

会社に着く頃には、降り続く雪は身体に積もりまくり、俺を白い魔神にと変えていた。
敢えて言うなら、雪だるまが原付で出勤してきた状態である。

先輩も唖然としていた。
「いやお前、今日は原付で来る日じゃないだろ」
俺もそう思う。
でも、これしか手がなかったのだから仕方ない。

そしてこんな風に俺を苦しめてくれた雪も1時間後にはすっかり止んでしまい、半日後には雪ナニソレ美味しいの?ってな具合に影も形もなくなっていた。

なんで俺が出勤する時間だけあんなに降りやがったのでしょうか?

まあとりあえず、帰りはほんと清々しいくらいに晴れ渡っていたので、司馬イサザビー買って帰ってやりました。