お暇をちょうだいします。

なんか思った事を書いたり消したりするブログ

今年も後輩が入ってこなかった話

職場にも春がやってきました。新年度です。
新年度と言えば、ちょっぴりの不安と大きな希望を胸を膨らませてやってくる新入生。
だが、我が支部には新入職員の配属はなし!!
それ聞いた瞬間、副支部長に

エイト「嘘だろ、嘘だと言ってよバァニィィィィッ!!」

と叫んでいました。

バーニーってだれやねん!!ってツッコミをスルーしつつ、現実を受け入れない僕は

エイト「そうか、エイプリルフールの小粋な嘘ですよね?」と食い下がります。

すると副支部長は

支部長「じゃあ来ます。新入職員来ます。良かったな土田くん」

と非常に冷静な顔で言い返してきました。

エイト「じゃあってなんですか!!じゃあって!!」

支部長「赤くて三倍なアレだよ。でもいるのは中国な」
エイト「パチモンじゃねえか!!」

支部長「そもそも、お前なんで新入職員に拘るの? 来たら来たで教育するのが大変だろ?」
エイト「だが、それ以上に大きな……そう、大きな希望が生まれる!!」
支部長「大きな希望?」
エイト「その昔、ゴーゴーファイブは言っていました。一つの命を救うのは無限の未来を救うことだと。すなわち一人の若者が入ってくることで生み出される未来は無限大!! この支部の可能性を何万倍にもしてくれるのです!!」
支部長「土田くん……」
エイト「だから、呼んで下さいうちの支部に新人を!! そうすることで変わるんですこの支部が!!」
支部長「そうか……土田くんの熱い想いはわかった。でもな本部の決定事項には逆らえない……残念だが……今年は新人は来ない……」
エイト「望んでも訪れない未来もあるのか……。終わった…………終わった……俺の希望が……俺の望んだ未来が終わった。俺のゴミ出しライフは終わらない……下っ端人生はまだまだ続く……」
パートのおばちゃん「土田くん……ゴミがちゃんと分別されてないって近隣住民の方々が来てるわよ」



さようなら、楽が出来ると思ってた未来よ。
現状を維持すること……それは平和と思える世界において大事な事かも知れない。
変わらないものがそこにはあることに僕らは感謝するべきなのだ……。


人生という冒険は続く