お暇をちょうだいします。

なんか思った事を書いたり消したりするブログ

二時間後


やられました

まほらばは何の役にもたちませんでした。

持っているだけで賢さ30アップだと思っていたのに駄目でした。

語群が無い穴埋めは鬼のような難易度を誇っていました。

マークシートという方式になれた大学生に穴埋めは酷ですよセンセ

もう漢字も辞書がないと書けないんだぜ僕達はよぉ

税って書きたいのに説って書いてしまった時は自分で自分を笑ったね

論文もなんかひらがなばっかりだったしね。

中学生かよって感じで

そして、自分は論述に手こずって時間かけてしまったため友達は僕より先に教室を出て行った。

そして、僕もテストを終えて外に出ると友達は既にキャンパス内から姿をけしていた。

どうやら、帰ったようだ

友達なんて思っていたのは自分だけだったのかも知れないなと思うとテストの結果よりこの世の非常さの方が怖かった。

でもテストの結果も怖い。

そして、僕は何故かカルマを聞いて帰り道を辿る。

下り坂の勾配加減がなぜか悲しさを増長させた。

釈然としないこの気持ち

何故だ?

テストは終わったんだ……

勝ったにしろ

負けたにしろ

テストは終わったんだ

これで当分、世界を苦しめる物は居ないはずだ

しかし、何かが不安だった

やはり、とどめを刺しきれなかったからだろうか?

僕がもう少し、根を詰めて勉強をしていれば……

空虚感が心を占めたまま僕は電車に乗り、バトルの最中に使えなかったまほらば12巻を取り出してみた。

泣けた

非常に泣けた

想いってこんなにも強いものなのかと思わされた。

こんな作品を書ける小島あきらって人は何者なのか?って思った。

もう弟子入りしたいぐらいだ。

僕もいつかこのような心温まる作品を書きたいと強く心から思いました。


読み終わった頃、僕の戦いで傷ついた心と体はほんの少しだけど回復していた。


ありがとうまほらば

僕は君に出会えたことを誇りに思うよ


そして、まだ読んだ事が無い人がいたら是非読んで欲しいと思う。

きっと貴方の心にこの作品は何らかの癒しと優しさを与えてくれるだろう

まほらばにはそういう力があると思うから。






どうでも良いけど、僕がまほらばを勧めると大体の人が買い出すという事実が……それだけ良い作品って事ですかね……