宿敵は感想文

コミティアも終わり次のイベントまで一ヶ月以上もあるけど僕は今日から作業しようと思っていました
いました
いました……
いただけです……orz
気づいたら２５日も終わってました
今日は８時前に起きたのになー

さて久しぶりに人間らしい時間に起きた僕は、朝一でブログの更新をした後は最近行ってなかった模型屋に行ってきました
プライズの景品でＳＣＭと言う素晴らしく格好いいガンダムの景品があるんですけど、それがプライズ品ながら売ってるところには売っていまして
もしかしたらいつもの模型屋にあるかもしれないと思い行ってみたのですが、今回は入荷してなかったみたいでした
しょぼーん……（・ω・）としながら
ヨザカルとフェイトの漫画を買って帰ってきました
帰り道で鳥にウンコ垂らされました。僕の車がー

午後は昼寝をしてから（たっぷり３時間）居間に戻ると母上に愚弟の読書感想文を見てやってくれと言われてたまには手伝ってやることにしました
読書感想文、懐かしい響きです
と言っても僕自身は一度くらいしか体験してませんが

愚弟は

ペリカンの冒険

と言う本を選んでいました
子供向けの本らしいのですが
軽く読んでみたところ中々に深い意味が込められている事に気づき凄く感心しました

感嘆に内容を説明すると
人間になったペリカンが少年と交流を深める中で、人について色々な事を学び、人間の持つ矛盾やしがらみ等を知り、再びペリカンに戻る事を選ぶと言う話です
これだけ聞くと一見ファンタジーないかにも子供向けな印象を受けますが、その本質はとても深く、読むと人間の真意って何だろうと考えさせられます

ペリカンは人を羨んでいたけど、人として生活していく中で矛盾やしがらみ、と言った人間にならないと分からなかった人間の負の面を知る
それは他の動物には無いことで、人間だけの物であるとペリカンは言ってました
そうやって体験したことによりペリカンは人間に疲れます
こういった負の面の方が多く思えるかもしれないけど、それでも確かに人間には羨むべき何かがある
とペンギンは少年に言っていました
そして最後に、居間まで覚えた知識も、記憶も捨ててペリカンはペリカンに戻る事を決めます

とまあここでチラッと書いても上手く伝わらないでしょうが、読んだ時、軽く衝撃を受けました
なんとも難しい話でした。子供向けだが、その中で筆者は人間の性質みたいなものを伝えようとしていました
どの作品も大なり小なりテーマがあり、それをストレートに時には隠して伝えようとします
それ故にテーマが分かり易かったり、わかりにくかったりするのですが、この作品は筆者の伝えたいことがよく分かる作品でした
ペリカンの一言一言に筆者の思いが込められている気がします

とまあ題名とは裏腹（と言っても原文ではタイトルは違う）にかなり哲学的な内容で面白い作品でしたが、
国語が苦手で物語の感情面や本質を見抜くのが苦手な愚弟いはかなりハードルの高い作品のようでした

僕が感想を書くならペリカンが少年に発した一言を選んでそこから人間の本質について筆者の考えを解釈し、考えをまとめてから書きますが
それは中学一年生の書く内容では無いなーと思います。そこまで哲学的な考えをする中学生も珍しいと思いますし、僕の弟はなおさらそういう事には疎いので、僕の考えを書かせたら間違いなく家族に手伝ってもらったとバレるでしょう
なので、まあ弟なりに書かせたのですが、何というかめんどくさい内容に仕上がってました。めんどくさすぎてチェックだけしてさじを投げました（駄目な兄だ）

母がその後必死に推敲してなおさせていました

とまあ読書感想文って本人にも家族にも疎まれる宿題ですよね
これを出す先生は人を困らせたりして楽しむ癖があるのではないかと疑いたくなります

考えすぎて熱が出てきたとか言ってましたが、夜１０時過ぎには弟も何とか感想文を終わらせていました
お疲れ様でした

そんなわけで今日はゆるーりとのんびり過ごしました
それではまたあした