そして今日、夏休み本番

俺の夏休みはここからだぜ！！
そんなわけで、いっぱい寝てすっかり疲れも取れた今日は

劇場版仮面ライダーディケイド　オールライダー対大ショッカーを見に行く。
近くの映画館で見るのはなんとなく恥ずかしかったのでドライブも兼ねて一つ隣町の映画館へ。
早く着きすぎたのでゲーセンでマジアカをやる。アニソン検定でＳランクゲット。
上映時間近くになったのでチケット売り場へ。

俺「仮面ライダー一枚下さい」
売り子「お一人様ですか？」
俺「ええ」
売り子「い、一般の方でいいですか？」
俺「ええ」
売り子「１８００円になります」

確実に売り子さんの目が「この人、いい歳して、月曜の真っ昼間から一人で仮面ライダーなんて……きっとろくに友達もいないオタクでニートなんだわ」ってなっていた。
残念、俺は夏休みなのさー。まあニート以外の所は否定しないけどな！！

入場すると、劇場内はガラッガラ。
俺以外には、親子連れが二組と、カップル一組、俺と似たような境遇の男一人、似たような境遇の女一人というプライベートシアターかよ！！って突っこみたくなるくらいの動員数。
でも、それでも小さい子供と一緒に仮面ライダーを見るのは意外と恥ずかしかった。

ガキの目がこっちを向いていた。

ガキ「ねえ、なんでお兄ちゃん大人なのに、仮面ライダーとシンケンジャー見に来てるの？」
俺「ん？　いいか坊主、ここだけの話なんだけどな。俺実は７人目のシンケンジャーなんだよ」
ガキ「うそ！？」
俺「マジだ、マジ。もう少ししたらテレビ出るから楽しみにしてろよ」
ガキ「うん、わかった。で、シンケン何なの？」
俺「ほんとは教えちゃいけない決まりなんだが、特別だぞ？　俺はシンケングンジョウだ。顔の文字は夢になっている」
ガキ「マジで！？　すげぇ！！」

とまあなんか言われたらこう返してやろうと思っていたが、大人の痛みが分かる子だったらしく、余計な詮索はしないでくれた。

で肝心の劇場版。
シンケンジャーはおまけ程度のつもりだったが、かなり面白かった。王道パターンの固まりで実にツボを押さえていてよかった。レッドがパワーアップするところには不覚にも燃えた。
仮面ライダーはストーリーなんて気にするな。ライダーが勢揃いしたことを楽しめって感じだった。
大いに楽しんでやった。すげー楽しかった。１号２号は今見ても格好良かった。でもＶ３はもっと格好良かった。でもブイスリャーって言えばいいもんじゃないとも思った。
何だかんだで凄く面白い映画だった。気になるのはあれが最終回扱いなのか、パラレル扱いなのかと言う点。後二週間でディケイドは終わるが果たしてどうなるのか……。
期待して待ちます。（主に剣崎とかに）