お暇をちょうだいします。

なんか思った事を書いたり消したりするブログ

一言で言えば……そう、土日は短いと思う。

金曜日諸々の事情で精神に傷を負った俺は、倒れるように眠り、翌朝目覚めると共に、究極の闇を求めて町を彷徨った。

究極に闇は意外にも近くに存在しており、手にいれることに成功した俺は自然と笑っていた。

究極の闇さえ手に入れられれば、あとはどうでも良かった。

それだけが俺の目的だったからだ。

だから、あとは誰の言う事でもきいてやった。

どうにでもなってくれと思っていた。

そんなわけで仲間に言われるままに仲間を迎えに行き、飲み物を作って、歌って、売りつけ、送った。

そして一人に戻った後、なんとなくリサイクルショップに寄って、ぼーっとした。

特に欲しいものもなくて、2時間くらいぶらぶらしたあと家に帰った。

その前に夕飯を調達しなければならなかった。
外食をしてもいいんだが、なんとなく調理時間中に待たされるのがかったるく思えたので、コンビニで弁当を買って帰った。

それからは夕飯を食べてからふと廊下を歩いていると、あれに対面した。

昆虫型汎用決戦兵器G

天井と壁の境目に奴はいた。

自分より高い位置にいるものに対して人間はどうして、こんなにも畏怖を感じるのだろうか?

地上に降りてくるのを待つ。右手にはスリッパ、左手にはゴキジェットを構えて。

長きに渡るにらみ合いの後、Gは痺れを切らして降りてきた。

すかさずスリッパを振るう俺。

小気味よい音と共に地面に落ちるG。

その刹那、俺はゴキジェットをGに浴びせてやった。

程なくしてGは足すら動かせなくなっていた。

そんなGを俺はティッシュを何十枚にも重ねて丁寧に包みゴミ箱に捨ててやった。

そうして俺とGとの戦いは幕を閉じたかに思われた。

しかし、それだけでは終わらなかったのだ。

深夜、いつものようにネットをしながら鼻歌を歌っているとドアの方に気配を感じたのだ。

振り返ってみるとそこには先程よりも大きめのG。

G再臨である。←もはやなんかカッコイイ

そして出現場所はドア。

出入り口を押さえるとはなんて奴だ……。

これでは、そとに道具を取りに行く事も出来ない。

しかも部屋にはスリッパもなかった。

どうするかとしばらく考えた俺の目に止まるまんがタイムきらら今月号。

これなら……スリッパと同様の殺傷力を期待できるか?

だが……だが、まだ全部読んでないし、何より、けいおんの表紙をGに向けるのは……。

と躊躇してると、机の下からガンガンパワード創刊号さんが出てきた。

「俺を使えエイト!!」と言ってる気がーしたー♪

というかガンガンさんなら余裕だった。その無駄に厚いボディは、対G用兵器なんじゃないかと錯覚させてくれるほどに頼もしかった。

実際一撃だった。

こうして、俺は一日に2度もGと戦ったのだった。

さすがに、精神的に疲れたので寝たのだった。

次の日はジュースをコンビニに買いに行った以外は何もしなかった。